「プロフィールを提出してって言われたけどどう書いたらいいかわからない」「変て思われたら嫌だな…」
演奏活動を始めたばかりの人によくある悩みですが、コツをつかめば「魅力的なプロフィール」は誰でも簡単に書けるようになります!魅力的=TPOにマッチしていることと定義させてください。
この記事では演奏、指導、オーディションといった数々の場面を経験した私がプロフィールを作成する時に心がけていることをご紹介します。
一度「プロフィールテンプレート」を作ればあとはアレンジして使えるのでとても便利です!例を挙げているのでぜひ参考にしてください。
基本のプロフィールテンプレートを作ろう
まずは基本のプロフィール文を作ります。それを用途別にアレンジします。
過去から現在に向かって時系列で書きましょう。専門機関で学んだことのある人は、学校名や師事した先生の名前を書きます。留学経験やマスタークラス受講歴があればぜひ書きましょう。
演奏活動以外に指導も行っていれば記載しましょう。あなたに習いたい人がいるかもしれません。可能であれば指導している学校や教室名を具体的に書きましょう。
使いまわさず、用途に合った文章を作成しよう
基本のプロフィール文を作ったら用途に合わせて内容をアレンジします。
権威性を表す
コンクール受賞歴やコンサート出演歴を書くと音楽活動の実績を示すことができます。音楽団体に所属していれば団体名を記載しましょう。
文字数に余裕があれば、オペラの演目名だけでなく役名も書くとあなたのキャラクターや音楽性のヒントを前もってお客様に知ってもらえることもあります。
なによりも一番大切なことは本番当日のステージでいい演奏をすることですが、あなたの過去の活動実績は素晴らしいもので、時には権威性を表すこともできます。
オーディションでは音楽の活動実績を丁寧に書くことで、どのような経験をしてきたかをアピールすることができます。
指導の場面では教員免許などの保有資格を記載すれば信頼感が増します。
親しみを込める
あなたの地元で開催するコンサート、幅広い年齢層や多様な観客層、コンサートの趣旨が親しみやすさを求めている内容の場合はあなたのひととなりを知ってもらえるような内容にしましょう。
声楽のコンサートが初めてというお客様がいるかもしれません。チラシを手に取って会場に足を運ぶ前に安心感を持ってもらうということも大切です。あなたとの共通点を見つけてもらうとより親しみが感じられます。
- 〇〇市出身、在住
- 趣味は〇〇
- モットーは〇〇
- 音楽で地元を盛り上げたい! といった意気込みや将来の展望など…
作成したらWordやメモなどに残しておこう
プロフィールを作成したら、上書きせずに残すことをおすすめします。
- 使用用途(コンサート名、オーディション名、企画名など)
- 文字数
- 本番年月日
- 主催者名
- 会場 など
これらをプロフィールとともに残しておくと自分の活動実績を振り返る手助けになります。
私はWindowsのWordソフトで作成、管理をしています。プロフィール提出時は文字数指定されることがほとんどなので、文字数カウントもできて便利です!
気を付けたいこと
出どころのわからない称賛のコメント、自画自賛、誇張しすぎた表現はやめましょう。
例えば雑誌、新聞、Webメディア、地域の広報誌、権威性のある人物名など具体的な名称を挙げて記載することは好印象となる場合が多いです。
ですがただ単に「期待の新人」や「拍手喝采を浴びた」や「各方面から好評を博す」など自画自賛しているようにも受け取られそうな内容は、読んでいる人が引いてしまう可能性があります。
読んだ人にポジティブな印象を与え、この人の歌を聴いてみたいと思ってもらえる文章を心がけましょう!
TPOに合ったプロフィールを添えよう
あなたの歌を聴いてもらうための入り口がプロフィール文です。正解はありません。
お客様を音楽へといざなうためにTPOを大切にプロフィール文を作成しましょう!
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